セロトニンとトリプトファン

セロトニンとトリプトファン

セロトニンとトリプトファン セロトニンは睡眠に不可欠ですが、体内では作れないので、食事として取り入れないといけません。 しかしセロトニンそれ自体を、食事や点滴として脳内に取り入れることはできません。
かならず必須アミノ酸であるトリプトファンという形で摂取する必要があるのです。 そうするとトリプトファンは脳内でセロトニンに分解されます。それがさらに分解されると、最終的にメラトニンとなります。

そうなると睡眠に大切なセロトニンを体内に増やすには、トリプトファンの摂取量を増やせばよいことになります。 トリプロファンは、肉類や大豆、牛乳、バナナに多く含まれています。このなかで、もっとも摂りやすいのは牛乳でしょう。食前に飲むと、満腹中枢を刺激するのでダイエットにも効果的です。

ただ一説によると、トリプトファン単体で摂取しても、脳内には入っていかないともいわれます。たとえば肉類に含まれるチロシンは、 脳内に取り込まれて興奮性のノルアドレナリンを合成します。そうなるとトリプトファンが脳内に入っていけなくなり、むしろ脳を興奮させるだけの結果になってしまいます。

これを防ぐには、トリプトファンと同時に、あるいは3時間後にぶどう糖や炭水化物を摂取するといいようです。食後のデザートには意味があったわけですね。そうするとインスリンレベルが上昇して、血液中からチロシンを筋肉へと追いやってくれます。これによってトリプトファンはチロシンに邪魔されずに、脳内へとスムーズに入っていけるのです。ここまできて、ようやくセロトニンは睡眠に役立てられるわけですね。