寝言と睡眠障害

寝言と睡眠障害

寝言と睡眠障害 覚醒中枢の働きが弱い、レム睡眠時に行われる筋肉の抑制が低下しているという時に、夢の内容にあわせて言葉を発します。

ストレスや不安や悩みなどがある時に、その機能が低下しやすいといわれています。 また、起きている時に脳が獲得した沢山の情報を整理している時、その情報を使って今後の予測や復習などのシミュレーションが行われています。 このシミュレーション作業中に言葉が出てしまう事もあります。 こういった言葉の刺激でも目が覚めないので、「寝言」になるといわれています。

比較的はっきりとした言葉をしゃべる場合、「レム睡眠行動障害」という睡眠障害やパニック障害の病気である可能性があります。 レム睡眠中は、副交感神経から交感神経への急激な切り替わりが起こり、脳は不安や恐れなどを感じた時の身体的・心理条件を同じ状態になります。そのため、覚醒時に得た思考や情報と混ざって怖い夢や攻撃的な夢を見やすくなります。 そこで、日中精神的に強い圧力を受けた状態にあると、抑圧から精神的に解放されてる睡眠中に抑制されていた感情や行動と混ざって言葉にて出やすくなります。

不安や精神的な疲れが原因の場合には、カウンセリングやストレスを取り除くために抗不安薬や抗てんかん薬などが使われる事もあります。 薬物療法では、眠気やめまいの他に、急激な精神的な状態の変化が起こる場合もあるので同じような症状が見られる場合でも一概に同じ薬を同じ量で使えばいいというわけではありません。